「アトノマツリ」は乃木坂46 31st Single「ここにはないもの」に収録された、
遠藤さくらさん、賀喜遥香さん、北川悠理さん、林瑠奈さん、弓木奈於さんのユニットメンバーで歌唱する曲です。
この曲は一見すると、単純に恋人のことをあきらめきれずに同じところをぐるぐる回り続ける男の気持ちを表現したものという感じを受けますが、
歌詞やMV、この5人のメンバーの理由を考えるとまた違った見え方がしてきます。
今回はそんな乃木坂46「アトノマツリ」の歌詞・MVの意味を考察してみました。
目次
乃木坂46「アトノマツリ」のMVと歌詞全文
まずはこちらのMVと歌詞を知っている方もおさらいでご覧ください!




乃木坂46「アトノマツリ」の歌詞の意味を考察
歌詞の流れに沿って、順に考察していきます。
歌詞の意味を考察① 1番について


山手線渋谷駅で別れ話をすることになってしまったカップル。
主人公はこのカップルの彼氏の方です。
「引き留めてくれると思ったのに 発車ベルは鳴ってしまった」
このことから主人公の彼は彼女のことをあきらめられない様子です。

山手線は1周するのに、約1時間するそうです。
このことから彼は渋谷駅から1周して、渋谷駅に戻ってきたことがわかりますね。
そして、彼女は待っていたのです。

このカップルに何があったのか、語ってくれそうですね。

どうやら自分の気持ちをしっかりと伝えていなかったのかも・・・。
主人公の彼は後悔を意味する言葉である「アトノマツリ」状態です。
歌詞の意味を考察② 2番について


ここでも彼は後悔を口にしています。
さっきの別れ話をするときにもっと「時間を取るべきだった」。

彼はここでようやく彼女に気持ちを伝えようと決心をします。

ただここでも気持ちの迷いが出てしまいます。
「乗るのか?乗らないのか?」
それでもしっかりと伝えたいという気持ちは読み取れますね!
歌詞の意味を考察③ ラスサビについて


山手線のようにぐるりと回って、このカップルは戻れるのでしょうか?

これは1番のサビの繰り返しになっています。
あきらめきれずに同じところをぐるぐる回り続ける男の気持ちを、一周すると同じ地点に戻ってくる山の手線になぞらえているのかもしれませんね。

最後に「話しかけてもいいんじゃないかな」で終わっているところをみると、彼の気持ちはただ後悔をぐるぐる回っているだけでなく、
少し前に進んでいるような印象ですね。
ハッピーエンドを願います。
MVについて このメンバーの理由は?

MVに参加した5人のメンバーがそれぞれのスマートフォンを使い、
歌唱しているメンバーをその時に歌唱をしていないメンバーが交代で撮影するという手法で、本当に5人だけで撮影しました。
映像の編集は林瑠奈さんが担当。
林さんは2022年4月から大学に進学して映像系の学科で学んでいます。
アドバイザーとしてロケに同行した伊藤衆人監督のサポートを受けて、林自身のパソコンで編集作業を行いました。

MV解禁直後の感想や評判を見ていたんですが、やはり予想していたのと違うという意見がありました。
公式にあったラップというワードがやはり原因でしょう。
ラップというとどうしてもアゲアゲなイメージがありますが、ゆっくりとしたラップでしたね。
この5人はいずれも乃木坂46の4期生で、これからの乃木坂を担っていく存在と言われています。
2022年内でいよいよ齋藤飛鳥も卒業しますし、ますます世代交代が進む乃木坂46の現状をみて乃木坂46の概念、
もっといえばアイドルという枠を飛び出そうとしているのかもしれません。
つまり、「アトノマツリ」は乃木坂46のチャレンジ。
そのMVをこの5人のメンバーだけで撮影し、さらに編集作業もやってもらうことで、
この曲の主人公である彼のように「前に進んでいく」というのを表現したのかもしれませんね。
乃木坂46「アトノマツリ」の歌詞・MVの意味を考察!このメンバーの理由は?まとめ
いかがでしたか?
今回は乃木坂46「アトノマツリ」の歌詞やMVやメンバーの意味を考察してみました。
かなり主観が入ってしまったので
他にもこういった見方があるという方はぜひ教えてください!
この記事を読んでもう一度、
MVを見てもらえたらすごく嬉しいです