話題のテレビアニメ「チェンソーマン」。
エンディングテーマを有名アーティストが週替わりで担当することでも話題ですが、9話のエンディングではAimerさんの「Deepdown」が流れました。
9話のために書き下ろされた新曲ですが、歌詞にはどのような意味が含まれているのでしょうか?
今回は、Aimerさんの「Deepdown」の歌詞とMVの意味を考察してみました!
目次
Aimer「Deepdown」の歌詞全文
Aimerさんの「Deepdown」の歌詞全文をご紹介します。


Aimer「Deepdown」の歌詞の意味を考察

次に、Aimer「Deep down」の歌詞の意味を考察してみます。
歌詞の意味を考察① 1番について
これは、9話で契約している幽霊の悪魔に自分を全て捧げ、消滅した姫野についての曲だと考えます。
チェンソーマンは、悪魔がはびこる世界で、デビルハンターが悪魔と契約することで力を得て戦う物語です。
姫野は自分の体を代償にして幽霊の悪魔と契約していました。
9話では、思いを寄せる後輩・早川アキを助けるために、その身をすべて捧げて消滅します。
1番は、そんな姫野がアキを思いながら死んでいく様子を描いていると考えます。
歌詞の意味を考察② 2番について

2番も引き続き、姫野の心情が描かれています。
命を懸けて救おうとしたアキが心配だけれど、消滅してしまった自分の声はもう届かない。
幽霊の悪魔に体をささげた人間が、その後どうなるのかについては描かれていません。
アニメEDでは、暗闇を歩き続ける姫野が描かれています。
もしかしたら、ずっと幽霊に取り込まれ、意識だけの状態でアキのことを思い続けているのかもしれません。
2番の歌詞は、そんな姫野を描いていると考えます。
歌詞の意味を考察③ ラスサビについて

ラスサビでは、悪魔に取り込まれアキを救ったのはうれしいけれど、この声は届かないという姫野の喜びと絶望が描かれています。
絶望感の中で、ずっと暗闇をさまよう姫野を考えると切なくなりますね。
歌詞の意味を考察④ この曲の本当の意味とは?

Aimerさんは、この曲へのコメントで、
チェンソーマンへ ではなく
彼女へ
彼女たちへ この曲を捧げます。
と書いています。
これは、姫野はもちろん、姫野と共に消滅した幽霊の悪魔に向けて書かれた曲ということではないでしょうか。
9話で消滅したすべての女性に贈るAimerさんのレクイエムのようですね。
MVについて
MVは補聴器のような機械を付けた女性のカットから始まります。
人間がこの機械で自分の愛する人のデータと共に生きている世界を描いているようです。
主人公の女性も、彼氏らしき男性と一緒の時間を過ごしていますが、ふとした瞬間に男性が自殺してしまったことを思い出します。
それでもデータの理想の彼と共にいることに満足してしまう自分。
姫野の喜びと絶望をMVでも表現しているように感じました。
Aimer「Deepdown」の歌詞・MVの意味を考察!チェンソーマンED主題歌!まとめ
いかがでしたか。
今回は、Aimer「Deepdown」の歌詞・MVの意味を考察してみました。
チェンソーマンがより深く楽しめる一曲でしたね。
今後のAimerさんの活躍にも期待しましょう。